ヤンマー
ヤンマーホールディングス株式会社 YANMAR Holdings Co., Ltd.
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ヤンマー、ヤンマーHD、YHD |
本社所在地 | 530-8311 大阪府大阪市北区茶屋町1-32 (YANMAR FLYING-Y BUILDING) |
電話番号 | |
設立 | 2013年(平成25年)4月1日※1 |
業種 | 機械、輸送用機械 |
事業内容 | 建設機械、農業機械、船舶製品など |
代表者 | 代表取締役社長 山岡健人 |
資本金 | 9000万円(HD本体) 63億円(ヤンマー) |
売上高 | 連結:1兆222億8,300万円 (2023年度3月期)[1] |
総資産 | 連結:9,563億7,000万円 (2023年度3月期)[1] |
従業員数 | 連結:20,958人 (2023年3月31日現在)[2] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | |
主要子会社 | 下記参照 |
関係する人物 | 山岡孫吉(創業者) 山岡淳男(孫吉の息子、先代社長) 奥山清行(元社外取締役) |
外部リンク | www.yanmar.co.jp/ |
特記事項:※1:持株会社は株式移転で2013年に新設された。事業会社のヤンマー株式会社(設立時は山岡発動機工作所)の設立は、1912年(明治45年)3月。 |
ヤンマー株式会社(英称:YANMAR Co.,Ltd)は大阪府大阪市北区茶屋町に本社を構える発動機(エンジン。産業用を含む)ならびに農機、建機、小型船舶の製造販売会社及びそのブランドである。
2013年(平成25年)4月1日よりヤンマーホールディングス株式会社(Yanmar Holdings Co., Ltd.)を中心とした持株会社制に移行。なお、日本の大手農業機械メーカーでは最初に持株会社制に移行したメーカーでもある。本項ではこれについても記述する。
2019年(令和元年)現在のコーポレート・スローガンは「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」(2016年(平成28年)制定)。
2022年(令和4年)創業110周年。
目次
概要[編集]
創業者の山岡孫吉により、石油発動機のメーカーとして1912年に山岡発動機工作所という社名で設立。
商標「ヤンマー」(のち社名ともなる)は、商標候補として豊作のシンボルであるトンボを検討していた[3]が、すでに商標権が静岡県の醤油メーカーにとられていたため、代案としてトンボの大将オニヤンマにちなんで命名されたものである。創業者の姓の「山岡」に発音が近かったのも決め手となった。
1933年には、石油発動機よりも経済的だが技術的ハードルの高かった小型高速ディーゼルエンジンの自社開発に成功。以降は中・高速型のディーゼルエンジンとこれを利用した工業製品の生産で業績を伸長してきた。そのためか、同社が開発し製造したディーゼルエンジンは全般的に信頼性および耐久性が非常に高い事で知られており、創業当初から「ものづくり精神」という概念を21世紀の今日まで頑なに守り続けている。
業界における大手メーカーではあるが、競合するクボタや井関農機(以下ヰセキ)と違い、2008年時点でも非上場である。
なお、ヤンマーディーゼルサッカー部はJリーグ所属のセレッソ大阪の母体となった。
マスコットキャラクターは、ヤン坊とマー坊で、同社イメージ・CMソング「ヤン坊・マー坊の歌」や、日中の夕方や夜に地方で放送される天気予報番組「ヤン坊マー坊天気予報」(冠番組)のタイトルにも冠している[4]。
2016年(平成28年)3月1日、マリン事業で国内一強のヤマハ発動機に対抗するため、トヨタ自動車とプレジャーボート分野において業務提携することを基本合意したと発表する[5][6]。
大輪会の会員企業である[7]ほか、芙蓉グループとも関係が深い。
不祥事[編集]
「ヤンマー」商標差し止め訴訟[編集]
兵庫県の食品メーカーであるイトメンが1962年頃にインスタントラーメン商品に「ヤンマーラーメン」「やんまラーメン」「ヤンマーのざるそば」「ヤンマーの焼そば」等の名称を付けて発売を開始した[注 1]。イトメンは販売に先立って1961年に麺類を対象として「ヤンマー」の商標登録を出願した。これに対してヤンマー(当時はヤンマーディーゼル)はイトメンの商標出願後、特許庁に異議を申し立てたが特許庁側は理由がないとして却下、1964年にイトメンによる「ヤンマー」の商標が登録された。このため、ヤンマーは消費者が混同して営業上の利益を害されるおそれがあることを理由に、「ヤンマー」の語の表示差し止めの仮処分を求め、1965年に神戸地方裁判所姫路支部に提訴した。神戸地裁姫路支部は1968年2月、ヤンマー側の名称が広く認識されている事実と商標の類似は認めたが、業態として競争関係になく、消費者が混同するおそれはないとしてヤンマー側の訴えを退けた。ヤンマーはこれを不服として大阪高等裁判所に控訴したが、ここでも同様の判断が示され、1972年2月にヤンマーの敗訴が確定した。なお、イトメンはその後「ヤンマー」の名称の使用を取りやめている。
労働問題[編集]
2005年2月と2006年2月から同社のびわ工場で勤務していた派遣労働者の男性2人が、1年の派遣契約を超えた状態で派遣労働が続いたことから、2008年2月にこの旨を滋賀労働局に申告し、同労働局は同社に対し是正勧告を実施した。しかしこれを受け同社は、これら2人の派遣労働者を、同年9月から5ヵ月間の期限付きでの直接雇用に切り替え、翌2009年2月に契約が終了したとして解雇した。これについて、この2人の派遣労働者は、解雇は違法だとして、同年3月12日に、正社員としての地位確認を求める訴えを大阪地裁に起こし、2009年現在係争中[8]。
所得隠しの発覚[編集]
2009年9月29日に、2008年3月期までの2年間に亘り約3億円の申告漏れがあったことを、大阪国税局の税務調査で指摘されたことが判明した。このうち約2億円については、仮装や隠蔽(海外子会社との業務委託契約の委託費として計上したが、実体が無いとされた)など意図的な所得隠しと認定され、約1億数千万円を追徴課税された[9]。 また、同社は2012年(平成24年)2月にも、海外子会社への農業機械の販売を巡り、「実質的な資金援助に乗当たる」と判断され、同国税局から2010年3月期までの3年間で約1億2,000万円の所得隠しを指摘され[10]、このほか、2015年(平成27年)8月にも、大阪国税局の税務調査を受け、2014年3月期までの3年間で、製造工場の設備修繕費を巡り、約1億円の所得隠しを指摘された。なお、ヤンマーホールディングスによると、経理ミスなどの申告漏れ総額は約19億円で同社は重加算税を含む追徴税額約8億円を全額納付した。関係者によると、同社は、滋賀県内の製造工場の設備の修理用部品を修繕費として計上したが、同国税局は「貯蔵品として資産に計上すべきで、費用には当たらない」と認定し意図的に経費を水増しして所得を圧縮していたと判断したとみられる[11]。
コンバインへの石綿含入[編集]
2007年(平成19年)2月から2010年(平成22年)1月にかけて販売したコンバイン約1,347台に、石綿(労働安全衛生法により使用が禁止されている)を使用した部品が含まれていたとして、大阪労働局が2010年5月6日に回収を指示した[12]。
沿革[編集]
- 1912年3月 - 山岡孫吉によって、「山岡発動機工作所」として創業する。
- 1921年 - 「ヤンマー」の商標誕生。
- 1931年 - 「株式会社山岡発動機工作所」設立。
- 1936年 - 「山岡内燃機株式会社」設立。
- 1940年 - 「山岡内燃機株式会社」が「株式会社山岡発動機工作所」を合併する。
- 1952年 - 社名を「ヤンマーディーゼル株式会社」に変更する。
- 1961年 - 「ヤンマー農機株式会社」を設立。同年、「セイレイ工業株式会社」と業務提携。
- 1968年 - エンジン業界としては初のデミング賞を受賞。
- 1972年 - 「ヤンマー造船株式会社」と「ヤンマー産業株式会社」を設立。またヤンマー農機が米国ジョンディア社と業務提携。
- 1991年 - ヤンマー農機が「石川島芝浦機械株式会社」(現・IHIシバウラ)と業務提携。
- 1995年 - 滋賀県びわ町にびわ工場を建設。
- 2000年 - 滋賀県米原町に中央研究所を開所。
- 2002年 - 社名を「ヤンマー株式会社」に変更する。
- 2005年 - シンボルマーク(ブランドロゴマーク)を刷新。
- 2006年 - 立形汎用エンジンが生産累計500万台を達成。インドに駐在員事務所を開設。東近江木質バイオマス発電共同研究における試験を開始。北米でのトラクター販売会社「C.U.T. Supply Company LLC」を設立。
- 2007年 - 1933年(昭和8年)に製造および販売された同社初の汎用小型水冷横型ディーゼルエンジン(発動機)「HB型」が機械遺産(8号)に認定。ヤンマー農機(株)社長に阿部修司が就任。北米における農機事業会社「YANMAR AGRICULTURAL MACHINERY AMERICA CORP」を設立。これに伴い現地にて小型汎用トラクターの生産を開始。北米の関連会社を再編成する。
- 2008年 - 「ヤンマー農機販売株式会社」および「ヤンマーグリーンシステム株式会社」を設立。また、マレーシアのサバ州に「Yanmar Kota kinabalu R&D」を開設。
- 2009年2月21日 子会社の「ヤンマー農機株式会社」を吸収合併。これに伴いヤンマー農機は解散[13]。
- 2010年4月 - コーポレート・スローガンとして「Solutioneering together」を制定。
- 2011年
- 10月 - ヤンマー中央研究所が「2011年度 グッドデザイン賞」を受賞[14][15]。
- 12月 - 本社建て替えに伴い、茶屋町から鶴野町に仮移転。
- 2012年
- 3月 - 創業100周年。
- 9月 - マンチェスター・ユナイテッドと3年間のパートナシップ契約を締結[16]。
- 2013年
- 2月21日 - 滋賀県長浜市三和町に体験型テーマパーク「ヤンマーミュージアム」を開設。
- 4月1日 - 株式移転により純粋持株会社「ヤンマーホールディングス株式会社」を新設し持株会社制へ移行、その下に産業用エンジン・農業機械・建設機械・エネルギーシステムなどを主な事業内容とする事業会社を配置[17][18]。これに伴い工業デザイナーの奥山清行が同日付で社外取締役に就任[19]。同日付で農業機械製造子会社である「ヤンマー農機製造株式会社(滋賀県米原市)」と「セイレイ工業株式会社(岡山県岡山市)」を合併、存続会社は「ヤンマー農機製造株式会社(本社:岡山市)」。
- 7月8日 - 大手オフィス系PCソフトメーカーのソリマチと業務提携[20]。
- 7月25日 - 奥山清行のデザインによる農業用トラクターのコンセプトモデル「YT01」を公開[21][22]。また、これと同時に佐藤可士和のデザインによる新シンボルマーク(ブランドロゴマーク)を発表[23]。
- 12月 - 汎用空冷単気筒ガソリンエンジン「GA」シリーズが製造終了。事実上、ガソリンエンジンの自社開発・製造から完全撤退することとなった。
- 2014年
- 1月1日 - ヤンマー農機販売株式会社およびホクトヤンマー株式会社の北海道から九州まで国内一円の農業機械事業を統括する新会社「ヤンマーアグリジャパン株式会社」に移管される。
- 2月20日 - 大阪市の長居陸上競技場及び長居第2陸上競技場の命名権を取得。同年3月1日より前者は「ヤンマースタジアム長居」、後者は「ヤンマーフィールド長居」の呼称を使用する[24]。但し、FIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合では命名権行使が禁止されている為、国際試合開催時は正式名称に戻される。
- 4月1日 - 身体障害者や社会的弱者と呼ばれる方々の雇用・採用を目的とする新会社「ヤンマーシンビオシス株式会社」を設立。
- 12月 - 本社を新築した「ヤンマー・フライング−Y・ビルディング」に移転[25]。
- 2016年
- 2017年12月 - 東京八重洲のヤンマービル建て替えに伴い、2022年(令和4年)夏頃までの予定で東京支社を秋葉原UDXへ移転[26]。
- 2018年 - 3月1日付で、「ヤンマー株式会社」の傘下にある「ヤンマー建機株式会社」「ヤンマーエネルギーシステム株式会社」を、現物配当により持株会社である「ヤンマーHD」の100%子会社として移管。これに伴い「ヤンマー株式会社コンパクトエクイップメント事業本部」「ヤンマー株式会社エネルギーシステム事業本部」を各事業会社に移管。4月2日付で「ヤンマー株式会社アグリ事業本部」を会社新設分割により持株会社であるヤンマーHDの100%子会社として、新会社「ヤンマーアグリ株式会社」を設立。
- 2019年9月5日 - 同社のマスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」の意匠を誕生60周年の節目に刷新[27]。
- 2020年4月1日 - ヤンマーを3社に分割する組織再編が行われた(後述)。
- 2021年 - 3月1日付で農業関連事業中核会社の「ヤンマーアグリ株式会社(本社:大阪市)」と農業機械製造子会社の「ヤンマー農機製造株式会社(本社:岡山県岡山市)」の2社を統合(本社:岡山市)。3月31日 - 100%子会社であるヤンマークレジットサービスの株式の60%を三井住友ファイナンス&リースに譲渡することに基本合意し、株式譲渡契約を締結。株式の譲渡は2021年7月1日[28]。
- 2022年
- 12月1日 - パナソニック(二代目法人)と「分散型エネルギー事業」で協業。
- 12月14日 - YANMAR TOKYO建て替え完了[29]。12月頃に秋葉原UDXから移転した。
- 2023年
- 2025年 - 同年3月28日にミャンマー地震が発生したことによりタイ・バンコクの生産拠点が被災。これによりテレビ・ラジオでの広告を自粛し、ACジャパン等に差し替えられた。
主要製品[編集]
主にディーゼルエンジンを得意とする[33]企業で、汎用を含む産業用・農業機械用・小型漁船用等のエンジンを製作している。最近では農業機械向けのディーゼルエンジンとして機械式ガバナの代わりに電子制御式ガバナを採用し、ボタンひとつで2つのエンジン特性を選択する事が可能で、高効率・省燃費で且つ環境性・低エミッション性に優れる「エコディーゼル」シリーズが有名。1996年に「エコディーゼル」が同社のトラクター「RS」シリーズ[34]、「AF」シリーズ[35][36][37]、「US」シリーズ[38]の一部に先行搭載された。[39]「エコディーゼル」は後に同社の一部のコンバイン[40]や乗用型10条植田植機「GP10」[41]にも搭載される。
- 農業機械
- ヰセキ同様、新機種開発時に農業機械としてはかなり革新的な技術を導入する事が多いものの、[42]同社で本格的な乗用型トラクターを開発したのは1963年頃と大手の農業機械メーカーとしては意外と遅い。
- トラクター、コンバイン、田植機[43]などの農業機械は連結子会社のヤンマー農機が販売していたが2009年2月21日以降よりヤンマーが販売する事となった。クボタや前述のヰセキと並び大手農業機械メーカーのトップブランドの一つである。2008年現在IHIシバウラおよび米国ジョンディア社[44]と業務提携中である。[45][46]なお農業機械の製造に関しては、ヤンマーグループの構成企業の1つであるセイレイ工業株式会社が主に行っている。ただし、トラクタについては、同じくヤンマー農機製造も製造を受け持っている。
- なお、農業機械の生産高はクボタに次いで2009年現在、日本第2位となっている。
- 舶用機関
- 漁船、商船の主機関及び補機(発電機、ポンプ)の原動機用ディーゼル機関について、文字通り小型から大型まで幅広く生産、販売している。練習船海王丸の主機関には、Z280-SN形が採用されている。
- エンジン
- ヤンマーGA系エンジン
- 全種類が空冷・単気筒・キャブレター仕様のOHVガソリンエンジンである。基本的に汎用エンジンではあるが、同社製の農機具および除雪機などに搭載する場合は、外装のカバー類の専用設計がされているものもある。
形式名
- GA120ASNS
- GA160ASNS
- GA280S - シリーズ唯一の1軸バランサ搭載
- 形式名にある数字はおおよその排気量を示す。
- 全てメカニカルオートデコンプ付のリコイルスタータ式である。
- ヤンマーLV系エンジン
- 全種類が空冷・単気筒仕様の直噴式OHVディーゼルエンジンである。基本的に汎用エンジンではあるが、同社製の農機具および除雪機などに搭載する場合は、外装のカバー類の専用設計がされているものもある。
- 全種類が2006年1月から実施されている排出ガス国内自主規制(日本陸用内燃機関協会制定)に対応し、更にEPA(米国環境庁)2次排出ガス規制にも適応している。
- 形式名
- L48V - 総排気量:219cc、最大出力(ps):4.5ps
- L70V - 総排気量:320cc、最大出力(ps):5.9ps
- L100V - 総排気量:435cc、最大出力(ps):9.3ps
- 全てセルスタータ式(一部リコイルスタータ併用も有り)である。
- その他機械
- 近年は、産業用の自家用発動発電機や小型~中型の除雪機[51]なども製作している。
- 近年は船体も販売している。[52]
- かつてヤンマーはロータリーエンジンのチェーンソーや船外機を開発し、その開発直後に販売した事がある[53]。
過去には1958年に最高出力4.6psの農機用単気筒249ccディーゼルエンジンを搭載したキャブオーバー型軽トラックの試作車「KT型」を発表し、更に2年後の1960年には、空冷V型2気筒358ccのディーゼルエンジン「2A2形」を搭載したキャブオーバー型軽トラック「ポニー(KTY型)」を開発して市販に至ったが、低排気量ディーゼルエンジンの宿命で最高出力が9ps/3600rpmと、同排気量のガソリンエンジンを搭載したライバル車と比較して圧倒的に低く、販売台数が振るわず僅か2年足らずで撤退している[54]。
社屋[編集]
- YANMAR FLYING-Y BUILDING
- YANMAR TOKYO
- 東京にあるヤンマー東京ビルを建て替え、2022年9月竣工、2023年1月13日グランドオープン[58][29]。クリエイティブディレクターである佐藤可士和のプロデュースで、「HANASAKA」をコンセプトに、ヤンマーらしさの象徴である「HANASAKA」を発信する拠点としての役割を果たす。地下1階レベルでJR東京駅、東京ミッドタウン八重洲、ヤエチカと直結する。3階より上のオフィスフロアは、ヤンマーグループ、ヤエチカの運営会社である八重洲地下街等の企業オフィスが入り、1階にはサステナブルな「お米」と「農業」の未来について考えるきっかけを提供する体験型コンテンツ「ヤンマー米ギャラリー」、2階には楽しみながらお米や食の魅力を体感できる複合店舗「YANMAR MARCHÉ TOKYO(ヤンマーマルシェトーキョー)」、地下1階にはイベントスペース「HANASAKA SQUARE」が設けられる。
スポンサー番組[編集]
※過去の番組を含む。
- ヤン坊マー坊天気予報(日本テレビ系・TBS系・BS朝日ほか、現在の筆頭提供番組)
- ヤンマー提供FTVニュース(福島テレビ)
- ヤンマーファミリーアワー(TBS)
CM出演者[編集]
- 吉幾三 - 1970年代にロータリーエンジンを搭載したモーターボートのCMに出演。CMソングも吉が歌った(当時の芸名は山岡英二)。
- フランキー堺 - 1976年~1980年にコンバイン(のちの後述する「カルテット」シリーズ)のCMに出演。
- 伴淳三郎 - 前述のフランキー堺とコンバインのCMで共演した。
- 浅茅陽子 - 1977年~1979年に田植機「いちばん苗」シリーズのCMに出演。
- 小林旭 - 1977年~1982年にトラクター「YMシリーズ」およびその後継の「フォルテ」シリーズのCMに出演。自身の歌うCMソング『赤いトラクター』がヒットし、大きなイメージアップの原動力となった。また小林は同社の農機具のCM以外にもほぼ同年代に同社の建設機械および船舶のCMにも出演していた。ちなみに小林が1977年当時、同社のトラクターのCMに出演している時、ライバルのクボタのトラクターのCMには橋幸夫が、ヰセキのトラクターのCMには加山雄三がそれぞれ起用されていた。
- 菊地陽子 - 1983年頃、田植機「すこやか」シリーズおよびコンバイン「カルテット」シリーズのCMに出演。
- 石田えり - 1989年~1990年にトラクター「スーパーフォルテ&USシリーズ 友情を大切にしようね」篇のCMに出演。1980年代末期~1990年代初頭に象徴される農業機械のCMらしくないライトな感覚のCMが印象的だった。
- 中森明菜 - 1987年頃、建設機械のCMに出演。
- 中島啓江 - 1990年代中期に乗用田植機「高速ニューすこやか」シリーズのCMに出演。
- 森島寛晃 - 1998年にトラクター「エコトラ」のCMに出演。
- 舞の海秀平 - 1999年~2001年に丸ハンドル(FDS:Fulltime Drive System)コンバイン「GCシリーズ」のCMに出演。その後スモールクラスのトラクター「Ke(ケー)シリーズ」のCMにも出演した。
- 香川真司 - 2011年にCMに出演。
- 緒形拳
関連会社[編集]
事業会社系列[編集]
- 株式会社神崎高級工機製作所(ヤンマーの全額出資の直系会社である。本社は尼崎市にあり、歯車、工作機械、油圧機器、トランスミッション、マリンギヤの製造で国内外に知られている。)
- ヤンマー農機製造株式会社
- ヤンマーヘリサービス株式会社
- ヤンマー建機株式会社
- ヤンマー舶用システム株式会社
- ヤンマーエンジニアリング株式会社
- ヤンマーエネルギーシステム株式会社(平成15年3月創立)[59]
- ヤンマー農機販売株式会社
- ホクトヤンマー株式会社(主に北海道を地盤とする)
- ヤンマー沖縄株式会社(主に沖縄県を地盤とする)
- 大阪サッカークラブ(Jリーグ・セレッソ大阪の運営母体)
関連項目[編集]
- ヤンマー・GA系エンジン
- ヤンマー・LV系エンジン
- 同族経営
- りそな銀行 - ヤンマーは「大輪会」の会員でもある。
- 芙蓉グループ
- 創価学会
- IHIアグリテック(旧・IHIシバウラ/IHIスター←石川島芝浦機械/スター農機) - 「シバウラ」ブランドでおなじみ。
- ヤマハモーターパワープロダクツ - 同社から発売されている空冷単気筒のガソリンエンジンを搭載したごく一部の小型除雪機、および同社の子会社にあたるヤンマーヘリサービスから販売されている産業用無人ヘリコプターの各OEM元でもある。かつては船舶・マリン部門において同社と業務提携を結んでいた。
- 本田技研工業(ホンダ) - 同社から発売されているガソリンエンジンを搭載したごく一部の農業機械用ガソリンエンジンのOEM元。
- Willbe(旧・三菱重工メイキエンジン) - 上記のホンダ同様、同社から発売されているガソリンエンジンを搭載したごく一部の農業機械用ガソリンエンジンのOEM元。
- スズキ (企業)
- 松崎しげる - 1998年に「速耕エコトラ」のCMイメージソングを担当。
- BS朝日 - BSデジタル放送のBS独立データ放送755chでヤン坊マー坊天気予報を配信
- ホクレア - 2006年、専属伴走船カマ・ヘレにエンジンを無償供与。
- 釣りバカ日誌 (映画) - 劇中に登場する漁船の一部を供給。
- 機械遺産 - 1933年に製造および販売された同社初の汎用小型水冷横型ディーゼルエンジン(発動機)「HB型」が2007年に機械遺産に認定された。
- ミャンマー - 国名がビルマだった頃から、関係が深い。ヤンマーGHP(ガスヒートポンプエアコン)ビル用マルチはミャンマーの旧国名「ビルマ」を意識したものだと考えられる。
- 2025年ミャンマー地震 - この地震でタイ・バンコクの生産拠点が被災し、その影響で同社のテレビ・ラジオCMを自粛した。
参考[編集]
参照[編集]
- ↑ こちらもトンボの種類である「ヤンマ」が由来。
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 ヤンマーホールディングス株式会社 2022年 3月期 決算短信
- ↑ 会社情報
- ↑ 1950年代以前、石油発動機や焼玉発動機などの小型内燃機関は、脱穀機駆動などの農業用動力として用いられることも多かった。
- ↑ なお、ヤンマーの無人精米所にも古くから設置している所では「ヤン坊マー坊精米所」という名称が付けられている。
- ↑ 5.0 5.1 (2016-03-01) トヨタとヤンマー、マリン事業における業務提携に向け基本合意 トヨタ自動車/ヤンマー [ arch. ] 2019-05-13
- ↑ 6.0 6.1 (2016-03-01) “ガリバー”ヤマハの牙城を崩せるか!? トヨタとヤンマーがプレジャーボートでタッグ マイナビ 2016-03-01 [ arch. ] 2016-03-17
- ↑ () 大輪会(だいりんかい)とは [ arch. ] 2015-10-12
- ↑ 「解雇は無効」元派遣社員がヤンマーを提訴 産経新聞 2009年3月12日
- ↑ 所得隠し:ヤンマー、2年で2億円 大阪国税局指摘 毎日新聞 2009年9月29日
- ↑ ヤンマーに1.2億円の申告漏れ指摘 大阪国税局 朝日新聞 2012年2月22日。
- ↑ ヤンマーHD、1億円の所得隠し…国税指摘 読売新聞 2015年8月6日。
- ↑ ヤンマーに石綿含有で回収指示 大阪労働局 産経新聞 2010年5月6日。
- ↑ 「ヤンマー(株)によるヤンマー農機(株)合併」について(2009年1月15日)
- ↑ ニュースリリース「ヤンマー中央研究所が『2011年度 グッドデザイン賞』を受賞しました」(2011年10月3日)
- ↑ グッドデザインファインダー「2011年度 グッドデザイン賞 受賞」
- ↑ ニュースリリース「マンチェスター・ユナイテッドがヤンマーとパートナシップ契約を締結」 - ヤンマー 2012年9月14日。
- ↑ ヤンマーグループ 持株会社制への移行について - ヤンマー 2013年1月17日。
- ↑ ヤンマー、持株会社制に移行 4月1日付で - 日本経済新聞 2013年1月17日。
- ↑ ヤンマー取締役に有名デザイナー イメージ刷新 - 47NEWS 2013年3月27日。
- ↑ ソリマチとヤンマーが業務提携 クラウドを活用した農業生産履歴システムと農業機械の遠隔管理システムが連携! - ソリマチ 2013年7月8日
- ↑ 「フェラーリ風トラクター」ヤンマー開発 冷房も音楽も - 朝日新聞デジタル 2013年7月26日。
- ↑ フェラーリ風トラクター ヤンマー、「カッコいい農業」イメージ - 朝日新聞デジタル 2013年7月26日。
- ↑ ヤンマー、佐藤可士和がデザインした新たなブランドロゴを発表 - マイナビニュース 2013年7月25日。
- ↑ (2014-02-20) 長居陸上競技場、長居第2陸上競技場のネーミングライツ施設愛称が決まりました 大阪市経済戦略局 [ arch. ] 2014-03-22
- ↑ 岡田功(2014年11月20日). “ヤンマー:省エネビル 新本社、CO2ゼロ目指す”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ↑ (2017-11-09) ヤンマー東京支社建替えに伴う事務所移転のお知らせ ヤンマー 2017-11-09 [ arch. ] 2019-05-13
- ↑ (2019-09-05) ヤン坊マー坊、デザイン刷新 誕生60周年の節目にリニューアル(ORICON NEWS) oricon ME 2019-09-05 [ arch. ] 2019-09-05
- ↑ (2021-03-31) ヤンマークレジットサービス株式会社の株式譲渡に関する合意について ヤンマー [ arch. ] 2021-05-05
- ↑ 29.0 29.1 (2022-12-14) 東京・八重洲の複合施設「YANMAR TOKYO」が2023年1月13日にグランドオープン ヤンマーホールディングス [ arch. ] 2022-12-27
- ↑ 纐纈敏也 (2023-02-09) 纐纈敏也 奥山清行氏、ヤンマー取締役を辞任…フェラーリ速度違反で在宅起訴 RESPONSE イード [ arch. ] 2024-07-06
- ↑ (2023-06-20) ヤンマーのアニメプロジェクトを本格始動、作品タイトルを「未ル」に正式決定 ヤンマーホールディングス [ arch. ] 2023-06-21
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- ↑ 特に産業用や農業機械用のディーゼルエンジンとしては非常に高い技術力を持つ。
- ↑ 最低地上高を標準機よりある程度高くとった稲作農家向けの小型トラクターでIHIシバウラ(当時シバウラ)との業務提携直後にシバウラと共同開発された機種でシバウラ側の技術が随所に盛り込まれていた。2001年に製造および販売終了。
- ↑ 同社のトラクターの基幹シリーズで2008年現在絶版。後継は2002年に販売が開始された「EF」シリーズおよび2006年に販売が開始された「EG」シリーズ。2008年10月現在、既存の「EF」シリーズ(「EF100」シリーズ、「EF300V/VJ」シリーズ、「EF800」シリーズ)も併売されているが将来的には「EG」シリーズに統一される見込み。
- ↑ ただし「EF300(標準スピード・26馬力~38馬力)/300J(ハイスピード・28馬力~42馬力)」シリーズ(2008年10月現在「EF300V(標準スピード・26馬力~38馬力)/300VJ(ハイスピード・28馬力~42馬力)」シリーズ)以上の上位シリーズからエコディーゼルが標準で搭載される。
- ↑ なお「EF200(20馬力~30馬力)」シリーズ(2007年9月以降「EG200(20馬力~30馬力)」シリーズに変更。2008年10月現在従来の「EF200」シリーズは絶版となった)および「EF100(16馬力~22馬力)」シリーズといった下位シリーズには「エコトラジャスティ」のブランド名が付くものの、こちらはエコディーゼルは非搭載。
- ↑ 2001年発売の「US300(24馬力~34馬力)」シリーズ以降からは「エコディーゼル」が標準で搭載。2008年10月現在「US」シリーズのラインアップは中~大規模農家向けの「US(小型仕様標準スピード・26馬力~36馬力/小型仕様ハイスピード・30馬力~36馬力)」シリーズ、大規模農家および酪農経営者向けの「US PRO(40馬力~60馬力)」シリーズが存在する。
- ↑ 2008年現在「エコディーゼル」が搭載されたトラクターには冠名として一部の中型以下のホイールトラクターおよび一部のフルクローラトラクターには「エコトラ」のブランド名が付き、一部の大型のホイールトラクターには「エコトラプレミアム」のブランド名が付く。
- ↑ 当初のブランド名は「エココンバイン」シリーズだったが後に「アスリート」シリーズに改名。2008年現在では「アスリートプロ」シリーズ以上の上位シリーズから「エコディーゼル」が搭載される。なお「アスリートジャスティ」シリーズ以下の下位シリーズには「エコディーゼル」が搭載されない。
- ↑ 1999年発売。「エコディーゼル」は基本的に直噴式燃焼室を用いたディーゼルエンジンが採用されるが例外として田植機用に限り、唯一過流室式燃焼室を用いたディーゼルエンジンが採用されていた。2005年に製造および販売終了(現在10条はヰセキからのOEM。但し、現在でもエコディーゼルではないが、8条にディーゼル搭載機が存在する)。
- ↑ 例として、前述の「エコディーゼル」の他に丸ハンドル(コンバイン用に限り一部航空機風のハンドルも存在する)を用いたクローラ機構「FDS(Fulltime Drive System)」(2008年現在一部のコンバイン、フルクローラー式トラクター、フルクローラー式乗用管理機に採用)や「HMT(Hydraulic Mechanical Transmission)」と呼ばれる油圧式+機械式のハイブリッド機構による電子制御無段変速トランスミッション(2007年現在一部の乗用田植機、大型トラクター)など。
- ↑ 1993年に乗用型の田植機(乗用6条植)で世界初の小型空冷単気筒ディーゼルエンジンを搭載した。
- ↑ ヤンマー農機は1972年に米国ジョンディア社と業務提携を結んでおり2008年現在も米国ジョンディア社の大型トラクター(ただし日本国内専売機種の「JD1520(ヤンマー「エコトラUS PRO US501」OEM機種)」と「JD1620(ヤンマー「エコトラUS PRO US601」OEM機種)」は除く。この2機種に限り日本国内で製造されている)および自走式大型フォーレージハーベスタ(汎用コンバインの一種)等の農業機械の輸入販売を行っている。
- ↑ かつてはシバウラ自身も自社開発のオリジナルのトラクターや管理機などを製造、販売していたが1991年に前述のとおり業務提携。その後シバウラブランドとしては段階的に農業機械の分野から撤退する。
- ↑ 2008年現在IHIシバウラはヤンマー農機のトラクターの委託製造を一部担当している(主に20馬力以上40馬力以下の小型トラクターが中心)。
- ↑ ヤンマー・OHVガソリン GAシリーズ
- ↑ ヤンマー・空冷ディーゼルエンジン LVシリーズ
- ↑ 室外ユニットの製造はヤンマーエネルギーシステム
- ↑ 主にアイシン精機GHP
- ↑ ヤンマーらしく、一部の小型の除雪機に小型の空冷・単気筒ディーゼルエンジンを搭載している。
- ↑ ごく最近ではヤマハ発動機と共同でフィッシングボート「FZ30」(2006年4月発売)を開発し、更にスズキマリンと共同で23フィート型センターコンソーラーフィッシングボート「トップランJ・EF23B」(2008年5月発売)を開発している。
- ↑ 1970年代初頭に開発、そして販売してみたものの、当時購入したユーザーからは「振動は少ないものの、2サイクルエンジンのチェーンソーより力が弱く、トルクが細くて粘り強くない」という意見が多かったため短期間で販売打ち切りになったというエピソードがあった。その後、このロータリーエンジンはヤマハの試作型オートバイ「RZ201」に搭載されるものの、丁度第1次オイルショックと重なり製品化に至らなかった。
- ↑ 両者共に駆動形式は既存のスバル・サンバー同様、リアエンジン・リアドライブ(RR)を用いており、2009年現在、日本の自動車史においてディーゼルエンジンを搭載して市販されたまったく類をみない軽自動車だった。
- ↑ () 新本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING」完成 ヤンマー [ arch. ] 2021-10-31
- ↑ () YANMAR FLYING-Y BUILDING/第36回奨励賞 大阪都市景観建築賞運営委員会 [ arch. ] 2021-10-31
- ↑ (2014-10-30) 梅田に世界最大級のユニクロが誕生 Lmaga.jp 株式会社京阪神エルマガジン社 [ arch. ] 2024-09-23
- ↑ YANMAR TOKYO 完成 - 日刊建設工業新聞 2022年9月9日(2022年12月27日閲覧)
- ↑ ヤンマーエネルギーシステム株式会社