リアナ・グルジア

リアナ・グルジア（露：Лиана Гурджиа；ラテン文字転写例: Liana Gourdjia, 1982年6月21日 - ）は、ソビエト連邦出身のヴァイオリン奏者。

モスクワ出身。「モスフィルム」のオーケストラでヴァイオリンを弾く祖母の影響で４歳の頃からヴァイオリンを始める。６歳の頃に新進気鋭の演奏家としてTV局の番組に出演して以降、ピアノ奏者である母親と共演してリサイタルを開くようになり、９歳の時にはオーケストラと初めて共演している。また、６歳からモスクワ中央音楽学校に通い、イリーナ・ボシュコワとマヤ・グレザロワにヴァイオリンを師事。卒業後は渡米し、クリーブランド音楽院でデヴィッド＆リンダのセローニ夫妻に師事し、音楽学士号と音楽修士号を取得。また、インディアナ大学ブルーミントン校のジェイコブス音楽学校でハイメ・ラレードに師事し、アーティスト・ディプロマを取得。1995年の若い音楽科の為のチャイコフスキー国際音楽コンクールでファイナリストまで残る。1996年にはアトランタ・オリンピックで演奏を披露。2004年のハドソン・ヴァレー国際コンクールと2006年のシオン＝ヴァレー国際コンクールのそれぞれで優勝。2005年と2007年の二回に渡ってマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールに出場し、いずれもセミ・ファイナルまで残った。2009年から2011年までモンゴメリー交響楽団に所属。