新浪剛史のソースを表示

{{Infobox 人物
|氏名 = 新浪 剛史
|ふりがな = にいなみ たけし
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|生年月日 = {{生年月日と年齢|1959|1|30}}
|生誕地 = {{jpn}} [[神奈川県]]
|没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
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|職業 = [[実業家]]
|出身校 = [[慶應義塾大学経済学部]]<br/> スタンフォード大学留学<br/>[[ハーバード・ビジネス・スクール|ハーバード大学経営大学院]]
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'''新浪 剛史'''（にいなみ たけし、[[1959年]]（昭和34年）[[1月30日]] - ）は、[[日本]]の[[実業家]]。[[学位]]は[[経営学修士|Master of Business Administration]]（[[ハーバード大学]]・1991年）。

[[三菱商事|三菱商事株式会社]]での勤務を経て、[[ローソン|株式会社ローソン]][[社長]]、[[サントリーホールディングス|サントリーホールディングス株式会社]]社長などを歴任した。

== 来歴 ==
[[サントリー]]では就任10年で売上2倍、営業利益2.5倍にし、海外の売上比率を60%に引き上げた。[[ローソン]]では12年連続の増収増益を果たし、[[株価]]も就任時から3倍とデフレの中でも好成績をあげ、[[プロ経営者]]との評価を得る。

日本の経済財政政策に強い影響力を有しており、[[総理]]が議長を務める[[経済財政諮問会議]]の経済界から2名の民間議員<ref>{{cite news |title=経済財政諮問会議議員名簿|agency=内閣府|date=2014-9-16|url=https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/index.html}}</ref>。もう2人は学術界からなり、民間議員は合計4名。過去、安倍、菅、岸田それぞれの政権にて民間議員を務め、現在も議員で歴代最長。[[経済同友会]]代表幹事。地経学の世界会議である[[三極委員会]]共同議長（アジア太平洋地域担当）。

World Economic Forum（WEF）Leadership Council Member、Council on Foreign Affairs （CFR）Global Board of Advisors、Asia Business Council Chairman Emeritus、World Economic Forum（WEF）International Business Council Member、The Business Council（米国）Memberとしても、名を連ねている。

== 略歴 ==
1959年1月30日に[[神奈川県]][[横浜市]]に生まれる。[[神奈川県立横浜翠嵐高等学校]]を経て、1977年4月、[[慶應義塾大学経済学部]]に入学。1980年9月、[[スタンフォード大学]]に3年生で交換留学。国際経済を専攻し、約1年弱で単位を取り、慶應義塾大学に[[トランスファー]]することによって1年遅れることなく1981年3月に卒業。

1981年4月に[[三菱商事]]株式会社入社、砂糖部海外チーム配属。1991年5月[[ハーバード・ビジネス・スクール|ハーバード大学経営大学院]]を修了（[[経営学修士|MBA]] with distinction）後、1995年に[[LEOC|株式会社ソデックスコーポレーション]]代表取締役社長。

三菱商事株式会社生活産業流通企画部外食事業チームリーダー（1999年7月）、[[ローソン]]プロジェクト統括室長兼外食事業室長（2000年4月）、コンシューマー事業本部ローソン事業ユニットマネジャー兼外食事業ユニットマネジャー（2001年4月）を歴任。2002年5月、ローソンの立て直しに専念するため三菱商事を退職し、株式会社ローソン代表取締役社長兼CEOに就任。

2014年8月、[[サントリーホールディングス]]株式会社顧問に就任。同年10月、サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長（President and CEO）に就任<ref>{{cite news |title=サントリーの新浪次期社長が会見　本当のグローバル企業に|agency=共同通信|date=2014-7-1|url=https://web.archive.org/web/20141129014612/http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014070101001882.html|accessdate=2014-11-14}}</ref>。

2023年4月、[[経済同友会]]代表幹事に就任<ref>{{Cite web |url = https://www3.nhk.or.jp/knews/20250903/k10014911061000.html|archiveurl = https://web.archive.org/web/20250902202758/https://www3.nhk.or.jp/knews/20250903/k10014911061000.html|author = |title = サントリーHD 会長辞任の新浪氏 経済同友会の会見で説明へ|website = www3.nhk.or.jp|publisher = NHK|date = 2025-09-03|archivedate = 2025-09-03|accessdate = 2025-09-03}}</ref>。

2025年4月、サントリーホールディングス株式会社代表取締役会長（Chairman and CEO）に就任。

2025年9月1日、一身上の都合によりサントリーホールディングス株式会社代表取締役会長の辞表を提出、受理された<ref>{{Cite news ja|url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC022Q00S5A900C2000000/ |title= サントリーHD新浪剛史会長が辞任へ　違法疑いの薬品入手で捜査対象 |newspaper=日経電子版|agency=日本経済新聞社 |date= 2025-09-02|accessdate= 2025-09-02 }}</ref>。3日、経済同友会の代表幹事としての活動を自粛すると明らかにし、進退については同友会に判断を委ねる考えを示した<ref>{{Cite web|url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA032V80T00C25A9000000/ |title= 新浪剛史・経済同友会代表幹事が活動自粛を表明　代行に岩井JT会長 |website= 日本経済新聞 |date= 2025-09-03 |accessdate= 2025-09-03 }}</ref>。サントリーホールディングスは翌日、その旨を発表した。福岡県警が前月の8月に麻薬取締法違反容疑で逮捕した男が、アメリカから送られた、[[大麻]]由来で精神に作用する有害成分「[[テトラヒドロカンナビノール]]（THC）」が違法な割合で含まれているサプリを新浪に送る予定だったことから、8月22日に同県警は同違反容疑で新浪の自宅を家宅捜査したが、その際の尿検査は陰性だった<ref name="sank250903a">{{Cite news |title=経済同友会・新浪剛史代表幹事、サプリからTHC検出　大麻由来、違法な含有割合を確認  |url=https://www.sankei.com/article/20250903-I2LAX36SERPBBKXZYAGAV43MY4/ |newspaper=産経新聞|date=2025-9-03 |accessdate=2025-09-06 }}</ref>。9月3日の経済同友会の定例記者会見で新浪は、問題のサプリとは別に、4月に大麻由来の成分である[[カンナビジオール]]（CBD）を含むサプリを自ら購入したことがあると説明し<ref name="sank250903a"/>、「私は法を犯していない。潔白だ」と述べた<ref name="sank250903b">{{Cite news |title=経済同友会・新浪剛史氏「居座るのではない」代表幹事辞任申し出ず　サプリ疑惑は「潔白」 |url=https://www.sankei.com/article/20250903-JSXCVGHVAZDXXDWDQANSQB2A5A/ |newspaper=産経新聞|date=2025-9-03 |accessdate=2025-09-06 }}</ref>。

== 人物・主張 ==
=== 人物 ===
* 実家は[[神奈川区]]（三ツ沢）。ローソン時代に高齢になった両親を東京の自宅近くへ呼び寄せ、実家は弟の所有になった<ref name=":1">{{Cite web|title=「浜っ子」が受け継ぐ海賊の血 詳しくなった港町 サントリーホールディングス・新浪剛史社長 |url=https://dot.asahi.com/articles/-/202624|website=AERA DIGITAL（アエラデジタル） |publisher=朝日新聞出版 |date=2023-10-01|access-date=2025-09-02|language=ja}}</ref>。現在はツタの蔓が伸び、門は老朽化したが、姿形は変わっていないという<ref name=":1" />。
* 家系を遡ると、[[三河湾]]の海賊に至る<ref name=":2">{{Cite web|title=千葉港で頷いた「海の男の血」 評論より実践へ サントリーホールディングス・新浪剛史社長 |url=https://dot.asahi.com/articles/-/202006|website=AERA DIGITAL（アエラデジタル） |publisher=朝日新聞出版 |date=2023-09-23|access-date=2025-09-02|language=ja}}</ref>。
* 父・勇治は[[特別攻撃隊|特攻隊]]の生き残り<ref name=":2" /><ref name=":3" />。横浜港で荷揚げをする荷役会社を経営していたが、当時の横浜港は荒くれ者が集まる場であり、喧嘩が起きたりした。それを見た新浪少年は、「怖がるどころか、声を出して笑っていた」ことが報道されている<ref name=":3">{{Cite web|title=自分の背中を見せることが一番の教育|url=https://magazine.chichi.co.jp/|website=致知電子版|access-date=2025-09-02|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長 新浪剛史 前編千葉港で頷く「海の男の血」評論より実践へ |url=https://www.bs-asahi.co.jp/toppunogenryu/lineup/prg_025/ |website=BS朝日 |date=1970-01-01 |access-date=2023-10-14 |language=ja}}</ref><ref name=":0" />。幼少期経験から「海の男の血」が自らのビジネスパーソンとしての「源流」だと考えている<ref name=":0" />。京浜港運取締役会会長にて引退。
* 弟は[[新浪博士]]（[[東京女子医科大学]][[心臓血管外科]]教授）<ref>{{Cite web |url=https://toyokeizai.net/articles/-/34573  |title=｢兄･経営者､弟･医学博士｣新浪兄弟のDNA 一番手ではないからこそ新しいことをする |website=東洋経済オンライン |date=2014-04-08 |accessdate=2014-04-12}}</ref>。
* 新浪家は三河にて吉良義定の母方の姻戚である。新浪家は元々三河湾周辺の水軍を率いており、足利時代に西条吉良二代目吉良義満と姻戚関係を結び、吉良家に仕えるようになる。
* 吉良義弥（上野介）の父である義定は徳川家康の従兄弟で家臣。
* 吉良家は清和源氏に属し、足利氏の一門。ゆえに高家となる。
* 歴代の当主は松平信忠や松平清康の娘を正室に迎えていた。
* 新浪家は赤穂浪士事件での吉良家改易に後に海運業に進出し、明治後期まで地元にて隆盛を極める。
* 明治後期になり、度重なる天災により、また、事業拡大が裏目に出て倒産の憂き目にあう。その後、新浪家一門の多くは全ての財産を売り払い、そして離散し、新浪宗家も吉良から関東に移り住むこととなる。昭和に至るまで新浪家は分散し、宗家を継いで菩提寺を守る人材が不在となっている。
* 新浪剛史は宗家ではなく分家も遠く吉良家、足利家、徳川家の血を継いでいる。 
* 後述の[[45歳定年制]]<ref>{{Cite web |url=https://toyokeizai.net/articles/-/455978 |title=45歳定年制に憤る人に知ってほしい働き方の現実 |website=東洋経済オンライン |date=2021-09-16 |access-date=2025-01-21 |language=ja}}</ref>、[[ジャニーズ事務所|ジャニーズ問題]]に関する発言で注目を集めた<ref name=":0">{{Cite web |url=https://www.dailyshincho.jp/article/2023/10080559/ |title=ジャニーズ問題で注目、新浪サントリー社長の凄絶パワハラを元部下が告発 「携帯を投げつけ部下が骨折」「月に3回は携帯を壊していた」 |website=デイリー新潮 |date=2023-10-08 |access-date=2025-01-21 |language=ja}}</ref>。

=== 主張 ===
* 2011年1月、ローソンの次期社長に[[玉塚元一]]を起用したことについて「玉塚はリヴァンプでは、[[ロッテリア]]など外食関係を中心にやってきている。小売業は労働集約型産業なので、その経験がないとダメだと思った。玉塚は[[IBM]]にもしばらくいたし、ITリテラシーは高い。IT化が進むコンビニのシステムの理解にも役立つ」と語っている<ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/5711 |title=新浪剛史・ローソン社長--次の10年は自分1人で計画を実現できない。玉塚氏なら自分に『違う』と言ってくれる |website=東洋経済オンライン |date=2011-01-14 |access-date=2023-10-14 }}</ref>。
* 2021年9月に[[経済同友会]]の夏季セミナーで、[[新型コロナウイルス]]感染拡大後の新たな成長のためには活発な人材流動が必要との考えを示し、「45歳[[定年]]制」を提唱した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090901120&g=eco |title=４５歳定年制導入を　コロナ後の変革で―サントリー新浪氏 |website=時事ドットコム |publisher=時事通信社 |date=2021-09-09 |accessdate=2021-09-09 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20210909125819/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090901120&g=eco |archivedate= 2021-09-09 }}</ref>。その後、SNSなどで批判が集まったことから、9月10日の記者会見で「定年という言葉を使ったのは、ちょっとまずかったかもしれない」と釈明。その上で、「45歳は節目で、自分の人生を考えてみることは重要だ。スタートアップ企業に行こうとか、社会がいろんなオプションを提供できる仕組みを作るべきだ。『首切り』をするということでは全くない」と述べた<ref>{{Cite web|url= https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210910-OYT1T50260/ |title= サントリー新浪社長「４５歳定年制」発言で炎上…「ちょっとまずかった」 |website= 読売新聞 |date= 2021-09-11 |accessdate= 2025-09-02 }}</ref>。{{see also|45歳定年制}}
* 2022年12月、[[朝日新聞]]のインタビューで、「2022年秋の急速な円安ドル高は、日本経済のダイナミズムが非常に弱くなったことが根っこにある」、「日本は減税による国内投資の後押しが必要だ」、「環境やヘルスケアなどの新しい産業を成長させて賃金水準を高めるべきだ」、「日米の[[金利]]差が縮まれば、ある程度は円高になるが、昔のように1ドル=110円前後になるのは大変難しい」、「米国のようなイノベーション（技術革新）や経済の新陳代謝が日本にはない」、「日本は自らで経済を変える力を欠いている」、「大企業の経営者を中心に、稼いだお金をため込み、賃上げに使っていない」、「[[バブル景気|バブル]]崩壊後、厳しいコスト削減を経験した経営者らが雇用を守ることだけを自分の使命と考え、お金をためこむことがセーフティーネットになると思っている」と持論を語った<ref>{{Cite web|和書|title=「異次元の投資減税」で新陳代謝を サントリーHDの新浪剛史社長 |url=https://www.asahi.com/articles/ASQD64RP9QD5ULFA00T.html?iref=ogimage_rek |website=[[朝日新聞デジタル]] |date=2022-12-06 |access-date=2023-09-25 }}</ref>。
** 2023年2月27日日経新聞夕刊に「[[LGBTQ]]」という題で寄稿をし、「LGBTQ」という言葉を目にするようになったこと、「誰もがありのままの自分を隠すことなく生きられるように世の中が少しずつ変わってきている」のは素晴らしいことだと主張した<ref>{{Cite web |title=LGBTQ サントリーHD社長 新浪剛史 |url=https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68790130X20C23A2MM0000/ |website=日本経済新聞 |date=2023-02-27 |access-date=2025-01-21 |language=ja}}</ref>。
* 2023年5月16日の定例記者会見で、少子化対策の財源について「一般会計の中で最初から位置づけるべき非常に重要な政策だ」、「全体の歳出改革をせずに社会保険料とか消費税（を充てる）という話になるのは全く理解できない」と述べ、国の歳出の見直しを強く主張した<ref>{{Cite web|和書|title=少子化対策の財源「歳出改革が不可欠」 同友会代表幹事 |url=https://www.sankei.com/article/20230516-YRLER6T6HBIZJCOM7FJVHQ5FDA/ |website=産経ニュース |date=2023-05-16 |access-date=2023-09-27 |publisher=[[産経デジタル]]}}</ref>。
* 2023年5月30日、新浪は定例記者会見で「マイナンバーは大変重要なインフラであり、止めるとか後戻りは絶対しないことを前提に、（政府は）国民に重要性を訴え、信頼を高めてほしい」と述べた<ref>{{Cite web|和書|title=「マイナは重要インフラ」 同友会代表幹事 |url=https://www.sankei.com/article/20230530-FPMUQDHAZVMSDKXFRFA36NQW3Y/ |website=産経ニュース |date=2023-05-30 |access-date=2023-09-27 |publisher=産経デジタル}}</ref>。
* 2023年6月13日の定例記者会見で、[[児童手当]]の所得制限を全廃するとした[[岸田文雄]]政権（[[岸田内閣]]）の方針に反対の考えを示し、「所得制限の撤廃を決めたということは大反対であります。そうではなくて、やはり必要なところにもっと厚く使うべき！所得をたくさんもらってる人に必要が本当にあるんですか？」、「[[貧困の連鎖]]にならないように、（貧困層に）お金が回ったり、サービスをタダにしたりすべきだ」と主張した<ref name="flash20230615">{{Cite web|和書|title=サントリー新浪社長「児童手当の所得制限、撤廃するな」に寄せられる悲憤「子育て罰のつらさ知らない」 |url=https://smart-flash.jp/sociopolitics/239822/ |website=[[FLASH (写真週刊誌)|SmartFLASH]] |date=2023-06-15 |access-date=2024-01-23 }}</ref>。また、現在の現金給付が[[少子化対策]]として成功していないとの認識から「効果を検証していないのに給付を増やすのはいかがなものか」と国の政策を批判した<ref name="flash20230615" />。
* 2023年6月23日の経済同好会の代表幹事として出席した[[記者会見]]で、[[健康保険証]]の廃止（[[マイナ保険証]]への一本化）について「健康保険証の廃止については必ず実現するよう、これを納期として向けてしっかりとやっていただきたい」「私たち民間からすれば納期は非常に重要」「守ってやり遂げることは日本の重要な文化」と述べ、[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]で多くの批判が寄せられた。こうした発言で数多くのSNSでは「サントリー不買運動」というハッシュタグを付けた投稿も目立ってある<ref>{{Cite web|和書|title=岸田首相「保険証は廃止」発言で掘り起こされた、サントリー新浪社長の「廃止の納期を守れ」傲慢発言（SmartFLASH） |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/c52ac074368e1338c67affdfc19f73da84ce7543 |website=Yahoo!ニュース |access-date=2023-09-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20230805100233/https://news.yahoo.co.jp/articles/c52ac074368e1338c67affdfc19f73da84ce7543|archivedate=2023-08-05}}</ref>。
* 2023年8月29日の定例記者会見で、政府が2024年秋の健康保険証廃止の時期を当面延期しない一方で代わりの対応策を示したことについて「評価すべきことだ」、「国民に安心してもらうために1年から5年という幅を持たせたことは評価すべきこと。早期に問題解決をしてほしい」と述べた<ref name="mainichi20230830">{{Cite web|和書|title=マイナ保険証の政府対応「評価すべきだ」 経済同友会代表幹事 |url=https://mainichi.jp/articles/20230830/k00/00m/020/049000c |website=毎日新聞 |date=2023-08-30 |access-date=2024-01-23 }}</ref>。さらに、2024年秋の健康保険証の廃止時期のことを新浪は「納期」と表現し、「私たち民間はこの納期は大変重要。納期を必ず守ることは日本の重要な文化なので、ぜひともこの保険証を廃止する、これを実現するように『納期』に向けて（政府には）しっかりとやってほしい」と述べた<ref name="mainichi20230830" />。
* 2023年8月29日の経済同好会の記者会見で、[[福島第一原子力発電所|東京電力福島第1原子力発電所]]の処理水海洋放出を巡り、[[中華人民共和国|中国]]からとみられる嫌がらせや現地での不買運動運動が広がってる事について、こう述べた「大変遺憾で、残念ながら政治的な背景がある」「政治的な対話が非常に重要だ」「中国と日本は経済的に切っても切れない関係だ」とした上で、中国側の背景には「[[若年失業|若者の失業率]]の高さなど国内のストレスの高さがある」「中国も関係を遮断したいとは考ていない」と述べた<ref>{{Cite web|和書|title=経済同友会の新浪剛史氏「中国との対話重要」 原発処理水巡る混乱で |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2972D0Z20C23A8000000/ |website=日本経済新聞 |date=2023-08-29 |access-date=2023-09-25 }}</ref>。
* 2023年9月12日<ref>{{Cite web|和書|title=新浪剛史経済同友会代表幹事の記者会見発言要旨 ｜ 経済同友会 |url=https://www.doyukai.or.jp/ |website=経済同友会 |access-date=2023-09-21 }}</ref> の経済同好会の記者会見で、[[ジャニーズ事務所]]創業者[[ジャニー喜多川の性的虐待疑惑]]問題を巡り「ジャニーズのタレントを起用することは、子どもへの虐待を認める事で、国際的な非難の的になる」「事務所の株式を100%ファミリーが持ち続けることで再発しないか。もっといろんな目線で経営されるべきだ」「本当に反省しているのか疑わしい」などと述べた<ref>{{Cite web|和書|title=ジャニーズのタレント起用、同友会代表幹事「性加害を認めることになる」 |url=https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230912-OYT1T50166/ |website=[[読売新聞オンライン]] |date=2023-09-12 |access-date=2023-09-21 }}</ref>。
* [[2024年アメリカ合衆国大統領選挙]]で[[ドナルド・トランプ]]が当選するなど「多様性」、「公平性」、「包摂性」を意味する英語頭文字[[多様性・公平性・包括性|DEI]]推進へ見直しが進む[[アメリカ合衆国]]の企業や米国世論の変化について、新浪は2025年1月に日本はアメリカよりもDEIの取り組みが遅れていると主張し、アメリカが見直しをしてても日本は更に積極的にDEIを進めるべきだとした<ref>{{Cite web |title=経済同友会 “多様性など実現に向けた取り組み より積極的に” {{!}} NHK |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250115/k10014694241000.html |website=NHKニュース |date=2025-01-15 |access-date=2025-01-21 |last=日本放送協会}}</ref>。

== エピソード ==
* [[横浜市立三ツ沢小学校]]卒業<ref>{{Cite web|url=https://dot.asahi.com/articles/-/202624?page=1|title=「浜っ子」が受け継ぐ海賊の血 詳しくなった港町　サントリーホールディングス・新浪剛史社長|accessdate=2025-09-04|publisher=AERA Digital}}</ref><!-- <ref>{{Cite web|和書|title=「浜っ子」が受け継ぐ海賊の血 詳しくなった港町 サントリーホールディングス・新浪剛史社長（AERA dot.） |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/683dac57b3d1b1e3980543cd1e4b2f4ce810088b |website=Yahoo!ニュース |access-date=2023-10-14 |language=ja}}</ref> -->。小学生の頃は、野球、ラグビー、サッカーを楽しんだ<ref name="reskill20171018-01">{{Cite web|和書|title=「ガキ大将」新浪剛史氏を飛躍させた翠嵐バスケ |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO22240980T11C17A0000000/ |website=NIKKEIリスキリング |page=1 |date=2017-10-18 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。
* [[横浜市立松本中学校]]では部活動はバスケットボール部に入り、中学2年生の後半にレギュラーになった<ref name="reskill20171018-01" />。
* 中学生の新浪はどこの高校に行くかを考える時、自宅から歩いて3分のところにあった[[神奈川県立横浜翠嵐高等学校]]を目指して勉強を始めた。バスケットボールをやっていた頃の新浪の生活は、授業が終わった午後3時か4時ごろから6時ごろまで3時間ほどを部活動で練習をして、それから家に帰り食事をして、お風呂に入って夜8時には寝た。そして朝4時か5時に起きて3時間勉強した。この朝型の勉強生活を毎日実践した。すると、この規則正しい生活のおかげで学校の成績がめきめき上がってクラスで1番になったという<ref name="reskill20171018-01" /><ref name="reskill20171018-02">{{Cite web|和書|title=「ガキ大将」新浪剛史氏を飛躍させた翠嵐バスケ |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO22240980T11C17A0000000/?page=2 |website=NIKKEIリスキリング |page=2 |date=2017-10-18 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。
* 中学3年生の中盤になると、新浪は横浜市のバスケットボールの大会でも活躍できるようになった。そうすると、新浪のプレーを見た相模工業大学附属高等学校（現：[[湘南工科大学附属高等学校]]）から声がかかったという<ref name="reskill20171018-02" />。
* 横浜翠嵐高校に合格した新浪は、高校でもバスケットボール部に入った。そして、相模工大附属高校、[[中京大学附属中京高等学校|中京大学附属中京高校]]（名古屋市）の強いチームの合宿に参加した<ref name="reskill20171018-02" />。
* 新浪が神奈川県トップクラスの横浜翠嵐高校に行った時、小学校時代の先生はみんな「あのクソガキがなんで翠嵐に行くんだ？」と驚いたという<ref name="reskill20171018-02" />。
* 高校1年の時、新浪はバスケットボールの練習中に吹っ飛び、腕を複雑骨折した。それで、病院では左腕に鉄の板を入れて補強して、また取り出すという手術をして、結局、高校1年の後半はほとんどバスケットボールができなかった<ref name="reskill20171025-02">{{Cite web|和書|title=「ワガママな」新浪剛史氏を変えた慶応体育会時代 |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO22258020T11C17A0000000/?page=2 |website=NIKKEIリスキリング |page=2 |date=2017-10-25 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。その後、左膝も壊してしまい、膝は結局、4回手術した<ref name="reskill20171025-02" />。
* 新浪がいた頃の横浜翠嵐高校のバスケットボール部はとても強く、神奈川県でも1位か2位の強さで、高校3年の時、横浜翠嵐高校は関東大会で3位になり、新浪はバスケットボールで国体の代表に選ばれた<ref name="reskill20171018-01" /><ref name="reskill20171018-02" />。
* 横浜翠嵐高校に入ってから、新浪は勉強はあまりしておらず、学校の成績は1学年400人中380番くらいであった。高校3年になってから少し勉強して、バスケットボールの練習をやりながら、時間を見つけて模試を受けて勉強した。高校の時は理系で、数学や英語は得意だが、国語は苦手だったという<ref name="reskill20171025-02" />。高校卒業時には学年20番くらいまでになり、駿台予備校の模試では東大文科一類合格ラインまで成績を伸ばしたが、結果として東大は不合格となった。
* 現在は身長は182センチあるが、高校3年の時は、183センチだった<ref name="reskill20171018-01" />。
* 横浜翠嵐高校を卒業後、望まなかったが東大にいかない学生のほとんどが、早稲田大学の政経か法学部にいったので、皆がいかないところをと[[慶応義塾大学経済学部]]へ入学を決めた<ref>{{Cite web|和書|title=新浪剛史（サントリーホールディングス社長） |url=https://www.bs-asahi.co.jp/interview/lineup/prg_451/ |website=www.bs-asahi.co.jp |date=1970-01-01 |access-date=2023-09-24 |language=ja}}</ref>。高校ではたった10名しか慶応大学にはいかず、東大にはクラスで3番くらいまでの45名がいき、170名が早稲田大学を選んだ。どうしても東大法学部への想いを諦めきれず、新浪は駿台高等予備校に通った。しかし、東大の再受験をやめ、よりレベルの高い海外の大学への留学を目指すことにして慶応大学に通うことにした。そこでバスケット部には入らず、それまで経験のなかった体育会の器械体操部に入った<ref name="reskill20171025-02" />。新浪は裏方の主務の仕事をしたが、そこで、先輩たちからお金を集めて合宿をしたり、各部の体育会本部の会議に出たりした。その時、新浪は試合に出られない人たちの気持ちがわかったという<ref name="reskill20171025-03">{{Cite web|和書|title=「ワガママな」新浪剛史氏を変えた慶応体育会時代 |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO22258020T11C17A0000000/?page=3 |website=NIKKEIリスキリング |page=3 |date=2017-10-25 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。
* [[三菱商事]]に入社し、新浪ははじめから再度海外留学をしようと決めており、三菱商事の社費による海外大学の留学制度を申請したが、上司からなかなか許しがもらえなかった。部を変えて上司の了解を得ても、2度とも英語、論文の筆記試験は1番で通過したものの、その後の二次試験である役員面接では、行っても辞めてしまうのでは、と落とされた<ref>{{Cite web|和書|title=手を挙げ続けた社内起業家 新浪剛史の経営 プロ経営者の時代【第4回】 {{!}} リーダーシップ｜DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー |url=https://dhbr.diamond.jp/articles/-/2944 |website=第4回は新浪剛史氏の事例をもとに、大企業の社内起業家について論じる。日本にイノベーションを起し、日本を変革するために育成すべき人材は、アントレプレナーではないかもしれない。日本の経営環境に向いている… |date=2014-12-09 |access-date=2023-09-25 |language=ja}}</ref>。そこで、新浪は当時世界1位にランクされていた[[ハーバード・ビジネス・スクール]]（HBS）の入試に自分で単独で受験したところ、3度目の社内選考にて合格したあと2週間後にハーバードビジネススクールより1988年9月からの入学合格通知がきた。三菱商事人事部は、翌年の給費生ではあったが、その年に留学に行かせることを了解する。しかしながら、新浪は当時ITの大きなプロジェクトリーダーを担っており、どうしても業務を抜けることができず、ハーバード大学に１年入学を先延ばしする許可を得て、1989年9月に留学することになった<ref name="reskill20160411-01">{{Cite web|和書|title=新浪氏が米企業相手でもひるまない理由 |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO98712390S6A320C1000000/ |website=NIKKEIリスキリング |page=1 |date=2016-04-11 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。
* ハーバード・ビジネス・スクール（HBS）では、授業中いかに積極的かつ中身のある発言をするかで成績の半分が決まる<ref name="reskill20160411-01" />。英語力にハンディのある日本人留学生にとっては、それは大変だが、さらに大変なのは、クラスメートと熾烈な競争をしなくてはいけないことだった。1回の授業で、教授に指名されて発言できるのは、90人中、3分の1の30人ぐらい。しかも、ハーバード大学の成績は相対評価なので、下位何%かの学生は強制的に大学を退学させられる。せっかく、学生が発言してもその内容が良くないと低い評価になるので、新浪は授業の予習を徹底的にやった。そして、毎朝6時に起きて、7時半までクラスメートと勉強会をして、夜も10時から夜中の2時ぐらいまで再び勉強会をこなしてから寝る生活を送った<ref name="reskill20160411-02">{{Cite web|和書|title=新浪氏が米企業相手でもひるまない理由 |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO98712390S6A320C1000000/?page=2 |website=NIKKEIリスキリング |page=2 |date=2016-04-11 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。また、その時の睡眠時間はいつも平均して2、3時間で、金曜日には疲労がピークに達して頭の中が思考停止状態になったほどであった<ref name="reskill20160411-02" />。
* ハーバード大学にいるトップの頭の良さは日本のそれとはレベルが違う、特に上位1％はなぜこんなに頭がいいのか、と思うくらいの連中がいて、日本の上位1％でも彼らみたいな賢い人はいない、と新浪はハーバード大学の学生たちを評している<ref name="bunshun20230925">{{Cite web|和書|title=新浪剛史「上位1％とは戦わず、彼らを使う方法を考える」 |url=https://bunshun.jp/articles/-/1148 |website=文春オンライン |date=2017-02-15 |access-date=2024-01-23 |first=新浪 |last=剛史}}</ref>。
* ハーバード大学の学生にも弱点があることを新浪は見つけた。哲学や歴史は強いが数学が苦手な人、理数系は強いが組織の中でいかに動けばいいのかコミュニケーションの苦手な人、が大学にいたという<ref name="bunshun20230925" />。
* ハーバード大学での新浪の成績は同じ同期の日本人の中で1番で、勉強自体もそれほど難しくなかった。それでも新浪は、ハーバードの上位1％とは圧倒的な差があったので、彼らと戦わないことにしたとしている<ref name="bunshun20230925" />。ただし、成績には常に拘っており、一年生の時、Category1がとれたはずなのにおかしいと抗議を学長までにして、結果2ヶ月後認められ、結果的にfirst year of honorとなる。二年の時も教授にCategory3と悪い成績をつけられ、卒業後も抗議し続けて成績をCategory2にかえることができ、2nd year of honorとなり、distinctionを得た。何事もおかしいと思えばきちんと議論するということはハーバードで学んだ。また、アジアビジネスクラブにて学校に貢献したことも、成績の抗議を認めてもらうことに間接的に役立った。
* 米国人は小学生の頃からディベートの訓練をするので、もともと人前でのプレゼンは上手、ということを新浪はハーバード大学で発見した<ref name="reskill20160411-02" />。この時の経験から新浪は、ビジネスの世界で米国人や米国企業を相手にしても気後れしなくなり、相手とやりあえる自信が出た、という。
* ハーバード大学では、新浪は「アジアン・ビジネス・クラブ」という会の会長に立候補し、当選した。当時のハーバード大学ではバブルの絶頂期だった日本への関心が非常に高く、その「アジアン・ビジネス・クラブ」は約350人の会員を抱える大所帯だった<ref name="reskill20160411-03">{{Cite web|和書|title=新浪氏が米企業相手でもひるまない理由 |url=https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO98712390S6A320C1000000/?page=3 |website=NIKKEIリスキリング |page=3 |date=2016-04-11 |access-date=2024-01-23 |language=ja}}</ref>。新浪は会長として、著名なゲストスピーカーを呼んだり、日本への研修旅行を企画した。
* 日本への旅行では、新浪は添乗員の役目を引き受け、約100人の学生を引き連れてトヨタの工場や通産省（現・経済産業省）などを見学した<ref name="reskill20160411-03" />。その後、カラオケ店にも行ったという。
*新浪が「アジアン・ビジネス・クラブ」の会長になってよかったことは、リーダーシップを学べたことだという<ref name="reskill20160411-03" />。トップが自己犠牲の精神でメンバーの為に一生懸命尽くすと、みんなトップを信頼し言うことも聞くようになる、リーダーシップとはこういうことだ、と実感した、という。
* ローソンでは悪戦苦闘の末、12年半社長をデフレ下で務め、株式価値を4倍にした。東日本大震災を経て、当時サントリーホールディングスの社長であり、交友を深めていた佐治信忠の誘いを受諾して、サントリーホールディングスの社長に就任した。
* ローソンの社長からサントリーホールディングス社長になる時、その決断には母親の言葉「人生チャレンジして、前に進みなさい」があったという<ref>{{Cite web|和書|title=ローソンからサントリーへ 新浪社長動かした「母の遺言」 |url=https://dot.asahi.com/articles/-/120962 |website=AERA dot. (アエラドット) |date=2014-07-21 |access-date=2023-10-14 |language=ja}}</ref>。

== テレビ出演 ==
* [[日経スペシャル ガイアの夜明け]] 改革せよ!コンビニ新時代　〜ローソン若社長の挑戦〜（2003年6月24日、テレビ東京）<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber2/preview/preview20030624.html 改革せよ!コンビニ新時代　〜ローソン若社長の挑戦〜] - テレビ東京 2003年6月24日</ref>。
* [[BSテレビ東京]]「[[小谷真生子のKANDAN]]」の初回ゲストにローソン社長として前後編の2回出演（2005年10月、BSテレ東）<ref>[https://www.bs-tvtokyo.co.jp/kandan/onair/051002.html 小谷真生子のKANDAN 2005年10月2日(日)放送(前編)]. BSテレビ東京. 2022年6月29日閲覧。</ref>。
* [[日経スペシャル カンブリア宮殿]]（テレビ東京）
** 「コンビニ業界2位からの反撃～地方フランチャイズを再生させろ！～」（2007年9月17日）- ローソン社長兼CEOとして出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2007/0917/ 「コンビニ業界2位からの反撃～地方フランチャイズを再生させろ！～」] - テレビ東京 2007年9月17日</ref>。
** カンブリア宮殿 大忘年会 もう貧乏はイヤだ！ 狙うぞ、一発逆転スペシャル（2010年12月31日）- ローソン社長として出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2010/1231/ 衰退産業・地方・中小・民事再生 "四重苦"をぶっ飛ばした、ブレない経営！] - テレビ東京 2010年12月31日</ref>。
** 新浪流「やってみなはれ」の神髄（2021年8月12日）- サントリーホールディングス社長として出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2021/0812/ 新浪流「やってみなはれ」の神髄] - テレビ東京 2021年8月12日</ref>。

== 受賞歴 ==
* 2005年（平成17年） 財団法人経済広報センター（経済団体連合会）第21回企業広報賞「企業広報経営者賞」
* 2006年（平成18年） 社団法人日本メンズファッション協会第35回 [[ベストドレッサー賞]]
* 2016年（平成28年） 米国経済開発委員会 (The Committee for Economic Development) 2016 Global Leadership Award

== 主な役職 ==
* [[一般財団法人]][[アジア・パシフィック・イニシアティブ]] (API) 理事
* [[経済危機克服のための「有識者会合」|一般社団法人　日本経済団体連合会]] 2018年5月 - 審議委員会副議長
* 公益社団法人経済同友会 2010年4月 - 2016年4月副代表幹事、2011年4月 - 2014年10月農業改革委員会委員長、2012年10月 - 2013年３月東京オリンピック・パラリンピック招致推進PT委員長、2014年4月 - 東京オリンピック・パラリンピック2020委員会委員長、2018年5月 - 2019年3月諮問委員会委員長、2019年4月 - 米州委員会委員長
* 世界経済フォーラム 2012年 - Global Agenda Council on the Role of Business議長、2014年 - 2016年Global Agenda Council on Japanメンバー、2015年 - International Business Councilメンバー、ダボス会議12年間出席 2018年 - Starategic Partner
* 米日財団　2014年 - 理事　
* Asia Business Concil 2007年 - メンバーA
* 外交問題評議会（Council on Foreign Relations;CFR) 2016年 - Global Advisory Board member
* 米国 The Business Council 2017年 - メンバー
* 内閣官房産業力会議　2013年 - 2014年議員
* 内閣府税制調査会　2013年 - 特別委員
* [[経済財政諮問会議|内閣府経済財政諮問会議]] 2014年 - 議員
* [[令和国民会議]] 2022年 - 第1部会（統治構造）共同座長
* 経済同好会 2023年 - 代表幹事

== 著書 ==
* 『リーダーには人を信じ抜く覚悟が必要である』ダイヤモンド社2020

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
<references />

== 関連項目 ==
* [[佐治信忠]]
* [[船橋洋一]]
* [[45歳定年制]]
* [[小林製薬紅麹サプリメント問題]]←これが彼のサントリー会長辞任の遠因ともされている。
{{DEFAULTSORT:にいなみ たけし}}
[[Category:21世紀日本の実業家]]
[[Category:三菱商事の人物]]
[[Category:サントリーの人物]]
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[[Category:神奈川県立横浜翠嵐高等学校出身の人物]]
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